つづら岩

期間
平成29年9月6日(水)
山域
つづら岩
目的
北岳バットレスに向けたトレーニング
アタック装備を背負って登攀する
メンバー
4年 佐藤淳平(CL、医療)
2年 山上耀一郎(装備)

行動概要
9月6日(水)曇りのち霧
7:36武蔵五日市駅〜8:13千足バス停〜9:30つづら岩基部〜(10:00→11:30オケラルート)〜(12:40→13:00ルートミス)〜(13:00→14:30一般ルート)〜(14:45→16:10一般ルート)〜16:45つづら岩基部出発〜17:55千足バス停

千足バス停下車後、案内板に従い20分程度舗装された坂道を登る。山上は登山研修上がりで張り切っている。やがて舗装道から湿った登山道に変わる。沢の音が聞こえ涼しげ。綾滝を過ぎ少し進むと傾斜が急になる。つづら岩まで約0.5km。ペースは落ちたが順調に高度を上げ、9:30岩場の基部に到着。下部はかなり湿っているものの上部は乾いている様子。装備を整えオケラルートを登る。狭いトンネルを抜けるルートのため荷物は背負わない。1ピッチ目は山上がリードする。狭いトンネルを抜けると南方の素晴らしい景色が広がっていた。思わず「うわっ!」と感動の声を上げる山上。オケラルートという名前も納得である。2ピッチ目は佐藤のリードだが本来のルートから右に逸れた。体感でⅣ程度のフェースを登り上部に到着。支点が整備されている。上部からは懸垂下降1ピッチで基部に辿り着いた。昼の休憩を挟み12:40からクライミング再開。以降は荷物を背負ってクライミングをする。佐藤リードで一般ルートに挑戦するがルートを間違えクライムダウン。少々右から登りはじめる。こちらは問題なく登ることができた。2ピッチ目は山上のリード。2ピッチ目終了目前のトラバースが難しそうだがやがて「ビレイ解除!」の声が届く。3ピッチ目は佐藤がリード。最後のクラック(岩の割れ目)が最も難しい箇所であった。セカンドの山上も登り切る。あたりが霧に包まれてきた。懸垂下降後、再び一般ルートを登る。1、2ピッチは順番を変えて登り、3ピッチ目は佐藤がリード。山上も気合いで登り切る。基部でパッキング後16:45下山開始。下山は登り以上に気を使う。スリップと蜘蛛の巣に気をつけながらゆっくり下る。1時間強で千足バス停に到着。登りのペースがとても速かったことに気がつく。あたりは薄暗い。下山連絡後バスに乗車して行程を終える。

 急峻な登山道。アプローチの段階でウォーミングアップは完璧だ。

急峻な登山道。アプローチの段階でウォーミングアップは完璧だ。
一般ルートのトラバース部分。ここは緊張を強いられる。
一般ルートのトラバース部分。ここは緊張を強いられる。
岩場の上部から。適度な高度感であった。
岩場の上部から。適度な高度感であった。