小川山

期間 平成29年6月22日(木)~6月25日(日)
山域 小川山
目的
岩に慣れる。
マルチピッチクライミングを練習する。
ロープワークの確認。
メンバー
2年 CL 山上耀一郎(装備)
4年 SL 佐藤淳平
2年 須貝綾菜(医療)
1年 北岡実優(食料)
コーチ 棚橋靖
佐藤、山上は先発隊として6月22日~6月25日まで。
須貝、北岡、棚橋コーチは後発隊として6月24日~6月25日まで。

行動概要
6月22日(木) 晴れもしくは快晴
15:00頃部室出発~20:20川端下(かわはけ)バス停下車~21:10廻り目平キャンプ場~23:00就寝

授業終了後に部室集合、電車で信濃川上駅を目指す。信濃川上駅から川端下まではバスでの移動。川端下バス停からは歩いて幕営地を目指す。自然と口数が多くなり、ペースも早くなる。1時間かからずに廻り目平キャンプ場に到着。上着を着なければ肌寒い。天気は晴れ。翌日挑戦するルートを検討し、23:00就寝。

6月23日(金) 快晴のち晴れのち曇り
6:00起床~7:10出発~8:15ガマスラブ(ガマルート)基部~8:30登り開始~12:50ガマスラブ基部で休憩~13:50再開~16:20撤収~16:25廻り目平キャンプ場~19:30夕食~22:50就寝

6:00起床。天気は快晴。未明は冷え込んでいた。ガマスラブの岩を目指すがアプローチで迷い、岩場まで1時間かかる。1ピッチ目ガマスラブのグレードは5.6~5.8程度。山上のリードで登攀開始。歩行可能な斜面も確保しつつ慎重に進む。基本的にピッチ毎にリードを交代する。4ピッチ目の核心部分で撤退判断、同ルートを懸垂下降する。ガマスラブ基部到着後は休憩を挟んでトップロープでの練習に移る。再開後は曇っていた。登り慣れてしまったラインから外れるなどして繰り返し練習する。16:20頃に岩場から撤収する。就寝時には晴れていた。

6月24日(土) 晴れのち快晴のち曇り
6:00起床~7:00出発~7:50ガマスラブ基部~10:10ガマスラブ基部で休憩~

6:00起床。天気は晴れ。出発後、山上の忘れ物に気が付きテントに戻る。7:50ガマルートを登り始める。2ピッチ目の取り付き地点でサブザックが破損したため3ピッチ目以降に高度を上げることを断念する。5.7程度のピッチを山上がリードし佐藤がフォローで登る。40メートル程登り、懸垂下降で取り付きまで戻る。懸垂下降開始地点のテラスでは平尾OBをご存じの方とお話しした。その後は歩きでガマスラブ基部まで下り、休憩。棚橋コーチ・須貝・北岡と合流する。
先発隊報告担当:佐藤

6月24日(土)
9:00小淵沢駅~10:00廻り目平キャンプ場~10:35佐藤、山上とガマスラブ基部で合流~
ガマスラブ、ガマルート~18:50撤収~19:10廻り目平キャンプ場~22:30就寝

小淵沢駅にて棚橋コーチと合流。車にて移動。日差しが差していてとても暑い。ガマスラブ基部にて佐藤、山上と合流。天気晴れ。トップロープ、リードで5.6~5.8程度のガマスラブを4,5回登る。休憩をはさみ、棚橋コーチ、山上、須貝と佐藤、北岡ペアに分かれてガマルートを登る。3ピッチ目以降はカムを使用して登る場面もあった。4ピッチ目の核心部分も少してこずりながらもクリア。5ピッチ終了後懸垂下降にて降りる。40m懸垂下降した後は歩いて下る。18:50撤収。20:30夕食。風もなく気持ちのよい夜。しかし、星もでていなく空の色も悪いことから明日は天気が悪いことが予想される。22:30就寝。

6月25日(日)雨のち曇り
5:30起床~7:30棚橋コーチによるロープ講習~11:10撤収~12:30小淵沢駅

5:30起床。天気雨。朝から雨が降っていたため棚橋コーチによるロープ講習を行う。
エイトノットの基本の結び方、片手・両手インクノット、ハンマスト、のぼりかえしの確認を行う。また、ブーリンノット、ハンマストの仮固定、簡易ハーネスの作り方、ラビットノット、1/3登り返しシステムを教えていただく。徐々に雨もやんで晴れてきた。11時30分頃に廻り目平キャンプ場を出発。小淵沢駅にて解散。
後発隊報告担当:須貝

ガマルート核心部分
ガマルート核心部分
登攀中の景色
登攀中の景色