期間
平成29年12月8日(金)~12月11日(月)
山域
富士山
目的
雪上歩行と確保技術を定着させる
耐寒訓練
メンバー
4年 佐藤淳平(CL)
2年 山上耀一郎(食料、SL)
4年 内山光太郎(装備補佐)
2年 増田隆平(装備)
2年 須貝綾菜(渉外)
行動概要
12月8日(金) 晴れ
16:30部室集合~21:00富士山駅~21:35馬返し 22:45就寝
16:30に部室に集合する。電車で富士山駅まで移動する。そこで偶然居合わせた中央大学山岳部とタクシーを乗り合わせる。21:35馬返し到着。空気はとても冷たく、うっすらと雪が積もっていた。22:45シュラフに包まり就寝する。
12月9日(土) 晴れ
5:00起床~6:35出発~6:50一合目~7:25三合目~9:15佐藤小屋到着、テント設営~11:35出発~14:28BC 18:00夕飯~20:00就寝
5:00起床し、朝の準備に取り掛かる。天気は快晴。6:35テントを撤収し出発。馬返しには多くの車が駐車されており多くの登山者で賑わっていた。6:50一合目に到着し、レイヤリングを調整する。単調な登りがずっと続き、景色の変化も乏しいいため実際よりも疲れる。登山道には雪があったが予想よりも少なく佐藤小屋に9:15に到着する。去年の富士雪訓と比べ佐藤小屋までの時間が大幅に短くなっており、体力の向上を感じる。テントを設営後、雪上訓練のため11:35出発。山上は体調不良のためBC待機。佐藤小屋付近にはあまり雪は積もっておらず、七合目付近で訓練所の偵察を行う。天気は快晴。14:28BCに帰還。18:00夕食を摂り、20:00就寝。夜半の冷え込みは厳しく、耐寒訓練にふさわしかった。
12月10日(日) 晴れ
4:30起床~6:45出発~10:50七合目付近でスタカットなどの雪上訓練開始~15:14BCに帰幕 19:30夕食~23:10就寝
4:30に起床し、準備に取り掛かる。6:45出発。もうすでに多くの登山者が出発していた。前日と同じ場所の七合目で雪上訓練を開始する。佐藤がアイゼンをテントに置き忘れていたことに気づく。佐藤は常に確保された状態で訓練に臨む。その後、滑落停止を下級生は全員行う。パーティーを佐藤、山上、須貝と増田、内山のペアに分けスタカットを開始する。雪がパウダースノー状態のためスノーバーがしっかり刺さらない箇所が存在するため、スノーバーを横置きに埋めるなどをする。その後、佐藤が増田、内山ペアに合流しスタンディングアックスビレーの練習を行う。スタンディングアックスを行う場所も雪質の関係で探すのが大変だった。全員が終わり次第、当日の順番に変更して5人でのスタカットを行う。途中、猛烈に強い突風が吹き荒れたりした。雪上訓練をやり終えて、BCに15:14帰幕。その後、佐藤主将の誕生日を祝いながら食事を摂る。雪上訓練の目標を十分に達成したため、全員で話し合い翌日の行程を下山にのみに変更した。23:10にシュラフに包まり就寝。
12月11日(月) 天気:快晴
7:00起床~6:33出発~10:25馬返し~10:45タクシーで富士山駅に移動~富山駅から高速バス~新宿駅にて解散
7:00起床。夜中から強い風が吹き荒れていた。朝起きて晴れてはいたが風は非常に強く、テントが押しつぶされる勢いの風が吹いていた。すでに日が出ていて明るい状態であった。撤収までの間のスピードを意識して6:33テントの撤収し終わり、出発する。前日の冷え込みのせいで路面の一部が凍結しており危険であった。しかし、帰りの足取りは皆早く10:25馬返しに到着。その後タクシーにて富士山駅へ移動。富山駅から高速バスで新宿駅に到着。新宿駅にて解散。
報告担当 増田