奥多摩 雲取山

期間
2021年9月25日(土)~9月26日(日)
山域
奥多摩 雲取山
目的
テント泊の経験を積む 山を楽しむ
メンバー
4年 藤田渓(CL)
2年 竹澤日緒里(SL)
1年 杉浦実優

行動記録:
9月25日(土曜日)天気:曇りのち雨
8:21奥多摩駅前に集合~9:10鴨沢バス停着~9:50登山口着~13:05七ツ石小屋着~18:30就寝

8:21に奥多摩駅に集合し、バスで鴨沢の登山口に向かう。この時点で空が雲に覆われ肌寒かった。鴨沢に到着して藤田が登山靴に履き替える。その時地元住民の男性が我々に話しかけてきた。「大学の山岳部だろ、頑張ってな。」と応援の言葉をくれた。他人同士でも垣根を越えてコミュニケーションが取れることが登山の魅力の一つだと思った。林道に入りまずは登山口を目指す。この時のオーダーは杉浦、竹澤、藤田。私はオーダーで先頭になるのが初めてだったので遅くならないように意識して林道を進んだ。少し進んだ後、登っているときのスピードはどうか聞いたところ藤田が「少し飛ばしていたね」と言った。どうやら急ぐ必要はなかったらしい。30分ほどで林道を出て登山口に着いた。ポツポツ雨が降り始めていたので休憩の間に雨具を装備する。オーダーを交代して竹澤、杉浦、藤田。幅が狭く一人でやっと通れる程の道だったが、緩やかな勾配が続き順調に進んでいった。途中「キーキー」という鳴き声が聞こえたので何かと思うと藤田が「サルだ、止まらない方がいい。たかられるよ」と言った。後半雨が強まり、さらに道が急になった。所々岩がむき出しになった道を雨の中歩かなければならなかったので滑って転ぶことが怖かった。七ツ小屋前の分岐地点で休憩を取る。竹澤と杉浦は多少息が上がっていた。七ツ石小屋に到着。竹澤は七ツ石小屋のデンスケという猫を探しに行った。雨で小屋の中にいて外にはいなかったらしい。ベンチで少し休憩した後テントを張る。18:00就寝。

9月26日(日曜日)天気:雨
5:00起床~6:50出発~7:21七ツ石山着~9:07雲取山着~9:27出発~11:00七ツ石山通過~11:17七ツ石小屋着~13:42登山口着~バスで奥多摩駅に15:00頃着

5:00起床。この時雨は一時的に止んでいた。急いで朝食を作り6:50に出発。アタック装で雲取山を目指す。オーダーは竹澤、杉浦、藤田。道は急勾配だったが荷物が軽かったためスムーズに登ることができた。再び弱い雨が降り始め、道はミストに覆われた。七ツ石山に到着。景色は雲に覆われて見えなかった。少し休憩を取った後再び雲取山を目指し歩く。進んでいるうちに木々は減り、晴れていたら見晴らしが素晴らしい広い道に出た。3人とも体力に余裕を持てている様子だった。しばらく歩いていると勾配の強い道が続いた。小屋らしき建物が見えて9:07に雲取山に着く。途中小雲取山があったはずだが通り過ぎていたようだ。「意外と早く着いた」と皆思った。藤田が「ここの地点は山梨側の頂上で、東京側の頂上はあっちなのでは」と東を指して言った。荷物を置いて東京側に向かうと確かに大きな山頂標識があった。休憩を取り9:27には雲取山を出る。11:17には七ツ石小屋に到着し、全装で下山の準備をする。この時雨が強まっていた。11:40に七ツ石小屋を出て、勾配が急な道を下ってゆく。途中竹澤が膝を痛めてストックを装備する。体力的にも疲れが見え始めていた。雨に濡れて身体が冷え込み、竹澤が寒さを覚えた。登山道はぬかるんでいて、泥が登山靴にまとわりつき不快だった。木の根が張った道を下っているとき、杉浦が足を滑らせ転んだ。12:00頃、1日目では見なかった分岐路に出た。不安になったので地形図を取り出し方向を確認する。その後見覚えのある道に出たので安心して下り続けた。13:42に登山口着。休憩を取り、また30分ほど歩き続けてバス停に到着。すでにバスが来ていたので急いで乗車する。15:00頃、奥多摩駅に到着し各自解散。

雲取山へ登っている様子
雲取山へ登っている様子
七ツ石小屋
七ツ石小屋