期間
平成30年1月16日(火)~1月18日(木)
山域
南八ヶ岳 権現岳
目的
冬山を楽しむ
メンバー
2年 山上耀一郎(CL)
行動概要
1月16日(火) 晴れ
12:56目白発~16:54甲斐大泉駅~17:12天女山登山口~17:29天女山~17:35天女山駐車場~18:30就寝
12:56目白駅を出発する。荷物は30キロを軽く超えてしまった。初めてのソロなので期待と緊張が入り混じる。16:54甲斐大泉駅到着。予約していたタクシーに乗車する。天女山登山口まで、タクシーで1000円であった。天女山登山口に着くと既に暗くなり始めていたが、天女山の駐車場まで登る。雪はなく歩きやすいが、暑い。17:35天女山駐車場着。テントを張り、中で晩飯を食べる。明日は雨とのことなので、早起きをし、雨が降る前に高度を稼ごうと思い18:30就寝。外は、たまに強い風が吹いていたが晴れていた。
1月17日(水) 雨のち雪
4:00起床~5:16出発~8:50前三ツ頭~10:10三ツ頭~10:40コル~19:30就寝~22:00除雪~23:00就寝
4:00起床。既に雨が降り始めていた。いきなりやる気がそがれる。天女山の頂上のトイレ近くに蛇口があったが、冬季は使えないらしく水が出ない。そのため水無し敗退か、高度を上げ、雪のある場所まで行くかの二択を迫られる。正直雨の中行動したくないが、進むことにする。朝食を摂り、荷物をまとめ5:16出発。標高1700mを越えると雨が雪に変わり、一安心する。標高2000m付近でアイゼンを履く。その後急登を頑張り、8:50前三ツ頭到着。頂上で休憩するが、視界は悪く、風も強い。10:10三ツ頭着。ここからコルまでは周りに木が生えていないため、雪が顔に当たり痛い。コル手前から腿ほどのラッセルとなり10:40コルに到着。テントを張り、中でまったりして過ごす。渉外では、auの電波は入らないことになっていたが、入った。外は風雪が強い。18:00に晩飯を食べた後水を作る。一人で水を作るのは大変であった。仲間の大切さを感じる。19:30就寝する。しかし、21:30テントが雪で押しつぶされていることに気づき目を覚ます。しばらく除雪するか迷うが、眠気に勝ち22:00除雪を開始する。外は吹雪いており、テントは半分ほどの高さまで埋まっていた。除雪を終え、23:00再び睡魔に身をゆだねる。
1月18日(木) 晴れ
5:00起床~6:40出発~9:00檜峰神社~10:00帰幕~11:40出発~12:30三ツ頭~13:20前三ツ頭~14:56天ノ河原~15:24天女山登山口
5:00起床。まだ風が強い。朝飯を食べ、用意をして風が落ち着くのを待つ。6:30少し風が弱まる。行ける!と思い6:40行動開始。晴れていたが、風が強く、巻き上げられた雪が顔に当たり痛い。標高2600m付近まで腰ラッセルとなる。その後はところどころ腿から腹のあたりまでのラッセルがあったが特に問題なく、雪庇に注意して進む。9:00祠着。名残惜しいが、風が強いのですぐに引き返し始める。既にトレースは消え始めていた。10:00帰幕。テントの中で少し休憩し荷物をまとめ、11:40出発。帰りも三ツ頭の途中まで腿まで埋まるラッセルがあった。三ツ頭を過ぎた後の下りでも腰ほどのラッセルが続き、不安になる。しかし、三ツ頭の下りの途中で、天女山から登ってきた老夫婦に出合い、トレースをいただく。おかげで快適な下りとなる。14:56ようやく天ノ河原に着く。休憩を取った後、疲労を感じるが頑張って下山する。15:24天女山登山口到着。謎の満足感を得る。