北アルプス 読売新道

期間
平成30年10月16日(火)~10月19日(金)
山域
北アルプス
目的
冬合宿へ向け体力強化
生活技術の向上
メンバー
3年 山上耀一郎(CL、装備)
3年 須貝綾菜(SL、渉外)
3年 増田隆平(食料、医療)
1年 藤田渓(食料)

行動記録
10月16日(火)晴れ
18:00部室~23:59信濃大町

23:59信濃大町駅着。星空がとてもきれいだ。明日から始まる秋の北アルプス山行にワクワクしながら眠りにつく。

10月17日(水)曇りのち晴れ
5:30起床~6:13信濃大町発~8:15黒部湖駅~8:32ロッジクロヨン~12:00平ノ渡し場~15:00奥黒部ヒュッテ

今年で終わってしまうトロリーバスに揺られて 8:15黒部湖駅着。最後の年に乗ることができて良かった。黒部湖駅から少し歩くとあっという間にロッジクロヨンに到着。12時発の船に向けて足を進める。細い道もあり、落ち葉で隠れた道は滑りそうで少し怖い。地図にのってない沢もいくつかあり惑わされる。3つ目の大きな沢を渡ってからは分かりにくいが、上に行かないように注意。少し下がってみると赤テープがある。この地点で11時40分。早歩きで歩き、ちょうど12時に平ノ渡し場着。先客はいない。船に15分ほど揺られ対岸に渡る。山で船に乗ることができるなんて不思議の感覚だった。ここからはハシゴが多く手中しながら進む。湖側は切れ落ちているところが多く注意が必要だ。黒部湖と紅葉でとても綺麗だった。15:00奥黒部ヒュッテ着。寒くも暑くもなくちょうどいい気温だ。砂浜のテント場で珍しいテント場だった。沢から水を汲んだ。19時40分就寝。

10月18日(木)晴れ
3:00起床~4:26出発~9:00 2356m地点~10:06 2650m地点引き返す~16:42奥黒部ヒュッテ

読売新道は危険個所はないがとても急な道が続く。なかなかペースがあがらずコースタイムからも徐々に遅れていく。上に行くに連れて雪が姿を現していく。コケのある石や壊れた木造の道が多い。稜線にでると風がなくとても気持ちのいい稜線歩きだ。赤牛岳やスゴ乗越小屋が見える。北アルプスの雄大な景色と紅葉の赤と黄色のマッチにとても感動した。2650m地点から赤牛岳まで岩場に突入する。昨日、今日と雪が降った影響で岩に雪が残っていていかにも滑りそうな嫌らしい雪の付きかただ。アイゼンをだすまででもないが、登山靴でもツルツルといってしまう。ひとまず落ち着いてこの先の行動を考える。話し合いの結果、今日の行動時間と雪の状態から撤退を決める。下山も滑りやすいところが多く、常に緊張感をもって行動する。16:42奥黒部ヒュッテ着。時々雨が降る。

10月19日(金)曇りのち雨
7:30起床~9:05出発~11:15平の渡し場~16:23黒部湖駅

朝食をとっていると、一人の男性登山者とすれ違った。今回初めて人に出会ったので少し嬉しかった。9:05出発。行きは時間をかけて通ったはしごもすいすいと通過する。しかし、雨の影響で滑りやすいところも多く、注意が必要だ。少し早めに平の渡し場についたので紅葉を楽しむ。平の渡し場を渡ってから、雨も降ってきて雷も鳴ってきた。ペースをあげ、先を急ぐ。落ち葉で道が隠れているところが多く、雨が降っているときはなおさら注意のいる道だ。ロッジクロヨンには色とりどりのテントが張ってあり、賑わっていた。16:23黒部湖駅着。帰京する。

報告担当:須貝

船に乗り移動する
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紅葉がとても綺麗だ
紅葉がとても綺麗だ