期間
2019年7月12日(金) ～ 7月14日(日)
山域
南八ヶ岳
目的
岩稜歩き、生活技術の向上
メンバー
2年 藤田渓(CL)
1年 吉田真理子(SL)
行動概要
7月12日(金)晴れ
22:00天女山駐車場 ～ 22:45就寝
17:12目白駅発の電車に乗り、21:50甲斐大泉駅に到着。 予約してあったタクシーに乗車し、22:00天女山駐車場に到着。 夜間であったため予定より早く着いた。 22:45就寝。
7月13日(土)晴れ後雨
5:00起床 ～ 6:20天女山駐車場発 ～ 6:35天の河原 ～ 8:43前三ツ頭着 ～ 8:55前三ツ頭発 ～ 9:30三ツ頭着 ～ 9:38三ツ頭発 ～ 10:45権現岳着 ～ 11:10権現岳発 ～ 13:35キレット小屋着 ～ 20:00就寝
5:00起床し、各自用意したもので朝食を済ませる。 テントを撤収し6:20に発つ。 6:35天の河原を通過。 ここか三ツ頭まで厳しい道が続いた。 ゴロゴロした石のある道で一歩一歩が大きくなりがちだった。 9:30前三ツ頭に到着。 視界が開け清々とした。 富士山も見え，撮影した。 8:55前三ツ頭を発った。 再び樹林の中を歩く。 道の両脇に笹が生えているのに地形図には笹原の地図記号が無いのが不思議だった。 高木の物から記されるのか。 9:30三ツ頭に到着。 ここでも視界が開けた。 藤田のアプリで三ツ頭からの景色がそのままスマホに映され，遠くに見える山々の名称が分かって楽しかった。 夏に登る予定の北岳が見え，憧れが強くなった。 9:38に三ツ頭を発ち，権現岳に向かった。 藤田から雷鳥沢と似ている道であると聞いて，いかにも火山地帯で見られそうな小石(実際に触っていないから分からないが，軽石に見えた)でいっぱいの道を目に焼き付けておいた。 ここで落石させずに歩くことが今回の山行の目的の一つだろう。 10:45権現岳に到着。 岩場のピークがあり，実はどれが権現岳のピークか分からなかった。 一つ目の岩場は混んでおり，なかなか進まず，おそらく正規の道ではないところから登った。 (人が入り乱れており，どれが正規の道かもわからなかった。 )この岩場に権現岳の標識があったため，この場所がピークだったのかもしれない。 次の岩にもよじ登った。 そこには祠があった。 三つ目の岩場にも上りたかったが，天候が心配だったため先を急いだ。 込み合った岩を登っていたため，権現岳の滞在時間が長くなってしまった。 旭岳も人が沢山いたためその手前で休憩を取った。 11:10 権現岳を出発した。 ここからキレット小屋までの道のりが今回の山行で一番長く感じた。 地形図から想像した道と全然違った。 歩いていれば道の先が見えるものだと思っていたが，道が大きく曲がったり，高低差があったりしたためにすぐ手前の道が見えないことがあたった。 私たちのいる所にかかることは無かったが，目先では尾根を境に雲が無く視界が良好なのと雲で真っ白になるのとはっきり分かれたのが見えた。 また，雲のある方は温かく，無い方は冷たく，性質の違う空気が尾根で交じり合っていることが感じられた。 やっとの思いで,13:35 キレット小屋に到着。 道中の会話で登山者が権現岳で引き返すと言ったり，旭岳で天候が悪いから予定を変更にして日帰りにするという話を小耳に挟んだが，野営地には1，2人用テントが既に4，5 張りあった。 私たちのテントの設置が終えた頃から雨が降り出した。 20:00 就寝。
7 月14 日(日)雨
5:00 起床 ～ 7:15 キレット小屋出発 ～ 7:50 ツルネ南峰 ～ 10:50 地獄谷(初徒渉) ～ 15:00 川俣川から逸れる ～ 15:50 美しの森駐車場着(下山)
5:00 に起床。 このときには雨が降っており，前日から降り続いたものと思われる。 個人マットの裏面一部が濡れていた。 雨の中テントを撤収するのに手間取った。 7:15 キレット小屋を出発。 ツルネの南峰まで前日と同じ道を引き返し，東稜を下った。 バリエーションルートというだけあって，草木が道にまで生い茂っていた。 所々足跡や泥濘で滑った跡があったため，私たちの前に人が通ったと思われる。 道は分かりにくかったものの，赤布のお蔭で大方間違えなかった。 ただ，一か所で下ばかり見ていたため直進してしまい，藤田から注意された。 地形図からは読み取れ無かったが，徒渉を幾つも強いられた。 10:50 地獄谷を通過し徒渉が始まった。 増水しており，困難を極めるところもあった。 藤田がザックを運んでくれて，空身で徒渉する所もあった。 潔く登山靴を脱いで徒渉すればよかったものの，目の前の勢い強い水を前にして竦み，そこまで頭が回らなかった。 これで徒渉は終わりと願っても，赤布が対岸にあることが続いた。 15:00 川俣川から道が逸れ，徒渉が終わった。 そのあとは慣れた草木に覆われた道を辿り，すぐによく整備された道に差し掛かった。 15:50 美しの森駐車場に到着。 無事に下山。
報告担当:吉田
