谷川岳

期間
平成29年11月24日(金)~11月26日(日)
山域
谷川岳
目的
雪上を歩き冬期登山の感覚を取り戻す
雪上訓練を実施する
メンバー
4年 佐藤淳平(CL)
4年 内山光太郎(SL)
2年 増田隆平(食料)
2年 須貝綾菜(装備)
2年 山上耀一郎(医療、渉外)
OB 土居弘明

行動概要
11月24日(金) 晴れ
16:30部室集合~21:20土合駅出発~22:00谷川岳登山指導センター~22:30就寝

16:30に部室集合。電車で土合駅まで移動する。土合駅の前や車道の脇にはすでに雪が積もっている。空には雲一つ無い。満天の星空であった。凍結した車道を40分歩き登山指導センターに到着。建物の手前にある水場で水を汲む。シュラフに包まり就寝する。

11月25日(土) 晴れのち快晴一時雪
5:00起床~6:40出発~7:28田尻尾根取り付き~10:45天神平~(15:00高倉山の東)~21:00就寝

5:00起床。天気は晴れ。紅茶作りに手間取り6:40登山指導センターを出発。隊列は須貝、山上、内山、増田、佐藤。田尻尾根を目指しロープウェイ下の沢状地形を進む。既にトレースがあり歩きやすい。1時間弱で田尻尾根の取り付きに到着。田尻尾根にはトレースがない。わかんを装備して夏道を登る。平均して登山靴が沈む程度、所々膝まで沈むラッセル。9時頃に雪がちらつく。天神平は晴れているが谷川岳の頂上付近は雲に覆われている。10:45天神平に到着。ロープウェイが運休のため登山客と観光客は見当たらない。休憩、準備を済ませ雪上訓練を開始する。最初の1時間で雪崩捜索の訓練を実施。役割を交代する、捜索対象を増やすなど様々な場面を想定した。次の1時間で搬送訓練を実施。山上が中心となって要救護者役をツェルトで包み搬送準備をする。そして実際に雪の斜面上を搬送した。最後に高倉山に向かう斜面で登りの早さを競った。雪崩や滑落の心配は無いため10分間以上全力で登る。美しい景色を眺めて訓練を終了する。18:30頃に夕食。この頃になると天気は快晴であった。21:00に就寝。

11月26日(日) 晴れ一時快晴
5:00起床~8:15天神平駅出発~9:17避難小屋~10:45肩ノ小屋~11:07トマノ耳~11:53避難小屋~12:50天神平

5:00起床。天気は晴れ。7:25に土居と合流する。装備を天神平駅の横にデポする。隊列は増田、須貝、内山、山上、佐藤、そして土居。先行者が多かったためアイゼンを装着して出発する。トレースができており歩きやすい。大きなアップダウンもなく避難小屋に到着。避難小屋からは急な登りとなる。多数の登山者とスキーヤーが確認できた。白毛門など周囲の山々もはっきりと見える。ペースが落ちてきたため佐藤の指示でトップを山上に交代し速度を上げさせる。肩ノ小屋に近づくと風が強く、雪面が固くなる。肩ノ小屋に荷物を残置して空身で頂上に向かう。11時過ぎにトマノ耳に到着。写真を撮影したのち下山を開始する。スキーヤーが沢や夏道を行き来しつつあっと言う間に我々を追い抜いていった。12:50天神平に到着。ロープウェイを利用して下山した。麓の谷川岳ベースプラザで解散する。

雪が豊富な田尻尾根
雪が豊富な田尻尾根
搬送訓練の様子
搬送訓練の様子
トマノ耳に向かう
トマノ耳に向かう