八ヶ岳

期間
平成29年11月2日(木)~11月6日(月)
山域
八ヶ岳
目的
体力の強化
リーダー経験を積む
メンバー
2年 山上耀一郎(CL)
4年 佐藤淳平(SL、食料)
4年 内山光太郎(渉外)
2年 須貝綾菜(装備)

行動概要
11月2日(木) 晴れ
5:00起床~6:05観音平発~9:15編笠山~11:33権現小屋~13:55キレット小屋~20:30就寝

5:00起床。天気は晴れ。昨日の晩の寒さのせいか良く寝ることができていなかったが朝飯を詰め込み、6:05観音平出発。須貝、佐藤、内山、山上の順で登って行く。編笠山山頂直下の急登で息を切らしつつ、後ろを振り返ると富士山を見ることができた。9:15編笠山頂上到着。少し風が出ていたが先ほどの登りで熱くなった我々には気持ちが良い。11:33権現小屋到着。10分休憩をとった後、権現岳頂上をピストンする。キレットの梯子はなかなかの高度感があったがそれ以外は不安もなく無事13:55キレット小屋到着。この時期、キレット小屋の水場は枯れているとのことであったがまだ枯れていなかった。しかし、水場までの道は悪路なので注意が必要。明日に備え20:30就寝。

11月3日(金) 晴れ
4:30起床~6:13キレット小屋発~8:05赤岳~10:20横岳~11:01硫黄岳山荘~12:26夏沢峠~13:28根石岳~14:10天狗岳~15:00黒百合ヒュッテ~20:30就寝

4:30起床。天気は晴れ。今朝は風が少しある。赤岳までは佐藤、須貝、内山、山上の順で登って行く。8:05赤岳到着。阿弥陀岳の南稜も良く見ることができた。赤岳の下りで阿弥陀岳の北稜も確認できた。思いをはせつつ横岳を登って行く。10:20横岳到着。横岳の下りで大同心を登るクライマーがいるのが見えた。11:01硫黄岳山荘到着。風が強かったので小屋の陰で10分休憩させてもらう。12:26夏沢峠到着。ここで南八ヶ岳が終わるかと思うと既に達成感がこみあげてくる。ここで先頭の佐藤が道を間違え、オーレン小屋の方へ向かう道へ進んでしまったが、すぐに気づき上り返し正しい道へと戻る。皆疲れてきたのかペースがかなり落ちて来てしまっていたため、山上の指示で根石岳への最後の登りはペースを上げ、頑張って登った。根石岳からはペースも戻り、14:10天狗岳到着。昨年のGW合宿を思い出しつつ下る。15:00黒百合ヒュッテ到着。明日の天気は雪かもしれないと知り、状況判断しつつ前進することを決め20:30就寝。

11月4日(土) 霧のち雪のち曇り
4:30起床~5:30停滞決定~20:30就寝

4:30起床。天気は霧。視界が悪くとても寒い。朝食を食べていると佐藤が鼻血を出してしまう。熱を測ると微熱があった。天気も不安であるので停滞を決定。ゴロゴロして過ごす。昼前から雪が降りだす。停滞してよかったと安堵するが明日の道が凍結しないか不安になる。明日は様子を見ながら前進することを決め20:30就寝。

11月5日(日) 晴れ
4:30起床~6:20黒百合ヒュッテ発~8:58麦草峠~10:18茶臼山~11:15雨池峠~12:38北横岳~13:40亀甲池~14:25双子池~20:30就寝

4:30起床。天気は晴れているが寒く、風も強そうである。テントが凍り付いていたりするなどし、手間取りながらテント撤収を行い6:20黒百合ヒュッテ出発。今日は内山、須貝、佐藤、山上の順で進む。中山まで道は岩の上が凍っていたりしていたため慎重に進む。風が強いためニット帽、ネックウォーマー、雨具を着用した。8:58麦草峠到着。池が凍っていた。10:18茶臼山到着。展望台からは今まで通ってきた山々が一望でき気持ちが良かった。11:15雨池峠到着。観光客などがロープウェイで坪庭周辺を訪れていた。日曜日とは言え雪の降った次の日にこれほどの人々が訪れていることに驚きつつ進む。北横岳頂上付近は凍結している箇所もあり慎重に進む。12:38北横岳到着。下りもところどころ凍結がある。13:40亀甲池到着。亀甲池も凍っていた。14:25双子池到着。凍っていなかったが増水しており河原は水没してしまっていた。水没していない場所にテントを張りゆっくりする。明日は蓼科の岩場の凍結に注意しつつ女乃神茶屋を目指すことを決め、20:30就寝。

11月6日(月) 晴れ
4:30起床~6:08双子池発~7:08大河原峠~8:30蓼科山荘~9:21蓼科山~11:23女乃神茶屋

4:30起床。今朝も風が強そうだが昨日ほど寒くなく良い天気である。6:08双子池出発。最終日の今日は須貝、佐藤、内山、山上の順で進む。双子山周辺の道は笹が成長しており笹が顔に刺さりそうであった。7:08大河原峠到着。風があり寒い。10分休憩し再び歩き始める。特に凍結もなく平坦な道を進むと8:30蓼科山荘到着。風も弱まり暖かくなってきていた。今回最後の登りは岩がところどころ凍結していたため慎重に進まなければならなかった。9:21蓼科山到着。晴れている日にここを訪れるのは初めてであったのでこれほど展望が良いのかと感動する。岩場を慎重に下っていくと途中からぬかるんだ道となる。最後にぬかるんだ道かと落胆しつつ下り続け、11:23女乃神茶屋到着。達成感を味わい今回の山行を終える。

編笠山頂上付近からの富士山です
編笠山頂上付近からの富士山です
キレットを進みます
キレットを進みます
北横岳頂上にて
北横岳頂上にて